従来は、眼内の水圧 (眼圧) が高くなり、その圧力で視神経が障害されて周辺から見えにくくなってくる病気とされていました。しかし、眼圧が正常でも緑内障的障害を起こす人も多いのです。このため、特有の視神経障害により、徐々に視野、最終的には視力も低下する病気と考えられています。
緑内障の種類
緑内障は、原因によっていくつかの種類に分けられます。房水の出口 (隅角)が広いタイプ (開放隅角図@) と狭いタイプ (閉塞隅角図A)があります。

どちらも房水の抜けが悪くなり、水圧があがってしまう。
開放隅角の緑内障の中には眼圧が高い原発開放隅角緑内障と、眼圧は正常範囲にあるにもかかわらず、緑内障性視神経障害が起こる正常眼圧緑内障があります。また、隅角が閉塞し、眼圧が高くなる緑内障を原発閉塞隅角緑内障といいます。
国内の患者数は2001年の調査では、40歳以上の17人に1人は緑内障、しかも半数以上は眼圧が正常と言われ、その内80%の方々が自分で緑内障に気づいていない潜伏患者です。 |